ぼくが初めてタイを訪れたのは大学3年生の夏でした。就職活動をする前に悩んでいた時に友人から誘われた東南アジア旅行に同行したのがきっかけです。人々の温かい性格と気候の良さに惹かれ、その後、タイで生活していきたいと強く思うようになりました。まわりには色々言われた事もあったけれど、結局日本では就職活動すらせずに大学滞在時に頻繁にタイを訪れ求人情報をむさぼり、就職活動。卒業と同時にタイへ移住しました。さまざまな求人サイトに登録などした結果、日系の会社の就職先は比較的トントン拍子で見つかりました。日本にはたまに一時帰国することはあったものの、タイに住み続けて7年という月日が経過しています。

ぼくのタイでの生活は、上記のように始まりました。最初働くためにバンコクに降り立ったときは色々不安なこともありました。たとえば、日本人がやっている不動産屋さんは、ぼくが探しているような安い物件は扱っていないところがほとんどで、結局アパートを自分で探さなければならなかったです。ぼくがバンコクに来た当初はタイ語なんて当然話せませんから、つたない英語で苦労しながら物件を検索したのを覚えています。就職先の会社から近いという理由で中心部付近のアパートを最初は探していましたが、なかなか安くていい物件を見つけることができず、結局ラップラオ周辺に落ち着いたのでした。このぼくの経験を生かしたタイでの住居の探し方は、「タイで住む場所を探す」で書かせていただいています。

タイでは政治的に不安定だ、なんてよく言われるけれども、住んでみるとみんな平穏に生活しています。仕事をしていても、たまに政治的な理由で会社が休みになってしまうことなんかもあるけれど、特に緊張感があるわけでもないです。これもよく言われることですけど、「マイペンライ」が根底にある国で、ぼくにはすごくあっているのかもしれないです。最近は、タイの政情の不安で外国人旅行客が多少減少しているということはあるみたいで、観光業の方は大変なんていう話も聞かないこともないですが、ぼくから見れば、あまり混み合っていない今こそタイを訪れる絶好のチャンスなのではないかと思います。

そんなこんなでタイでの就職を楽しみながら生活をしているぼくですが、大学生の頃、タイへ一緒に旅行で来た友人が勤める会社が東南アジア進出のための拠点をタイへ置くことになり、何の縁か、今一緒に働く機会にありついています。こんなことは最近まで想像出来なかったことで、驚きとともに大変うれしいことです。

友人がこちらに住んで頻繁に一緒に出かけたりすると、ぼくが日常なので当たり前だと思っていたことが凄く有効な情報として友人から有り難がられました。その日常だと思っていた情報を友人だけでなく誰もがいつでも見れるようにまとめました。ぼくのバンコクでの生活の経験が一人でも多くの人に届き、タイで就職する手助けになれば大変うれしいです。

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タイで仕事、家を見つけたら、いよいよ緩くて楽しいタイでの生活がスタートです。
タイ人がよく使う言葉、「マイペンライ」の精神で一緒にタイの生活を楽しみましょう!