ぼくは人材会社を通じて現地の会社へ就職したし、ビザ取得の取得手続きは会社が全部やってくれたので最初タイに来たころにはビザに関して詳しくなかったです。でも、数年居ると何度か会社を辞めようと思ったこともあるし、ぼく自身で会社を興そうと思ったこともあります。そのときにビザ取得に際して色々と勉強したそこでビザについて忘却録も兼ねて書いてみようと思うんですけどその前に一つ。

バンコクで働いていると、本当にいろんな日本人の方と会う機会があります。バックパーカーみたいな旅行で長期滞在している人もいるし、ぼくみたいに、タイで働きたくて就職・転職活動をするために(そしてその後、タイで住むために)求職活動をしている人、後は、駐在員の方など。いろんな人たちに会って知ったのですが、タイの日系企業の会社に就職して働いている人でも、しっかりと労働許可証を取得している人って意外に多くないということ。タイは法律で外国人が働くのを結構規制しているみたいで、労働許可証を取得するのが難しくビザだけしかないのに何年も働いていたり、数ヶ月ごとに一度タイを出国して再入国する人など色々なスタイルで仕事をしてます。

このウェブサイトも「タイ就職スタイル」というタイトルですし、こんな形の就職も紹介しようとも思ったんですけど、ぼくがこういうことを推奨するのはあまりよくないかなと思いまして、とりあえずこういったことに触れるのはやめておこうと思います。

さて、タイ国内で就労ビザ(労働許可証)を取得する方法から順をおって説明します。

①必要な書類を準備します。基本的には、就職先の会社がやってくれると思いますので、ぼくたちが用意しなければならない必要書類はそんなに多くありません。

○パスポート
○写真3枚(いわゆるパスポート用サイズで可)
○雇用・職歴証明書(前職の会社に発行してもらい、日本語なら英語に翻訳する必要があります。結構大変です。)
○卒業証明書(英文)
○健康診断書(タイで診断を受けてタイ人医師に記載してもらう必要があります。)

くらいでしょうかね。その他、労働局に追加で書類を要求されることもあるようです。

②上述した必要書類を労働局またはOSOSへ提出すると、その日のうちに労働許可証を取得出来ます。
※初めて取得する労働許可証の期限は90日以内。但し、最初の労働許可証を取得後、入国管理局にてノンイミグラントビザの延長手続きを行えば1年間の滞在許可を得ることが可能ということです。そして労働許可証の延長申請すれば1年間の有効期限となります。

③1年経過後、労働許可証の延長をする場合は①②をまた行います。毎年行うんで結構大変なんですよね。普通は、コンサルタント会社なんかに依頼していると思います。

15日以内の就労の場合、労働許可証の取得は必要ないが、労働局またはOSOSに届出が必要なんて規定もあるみたいですが、、あんまりまじめに申請している会社はないでしょうね。